ヘラブナ（ゲンゴロウブナ）

ヘラブナは（篦鮒）、正式名称ゲンゴロウブナ（源五郎鮒）。コイ目コイ科コイ亜科フナ属の淡水魚である。生後3年で体長が30cmほどになる。ヘラブナは琵琶湖ゲンゴロウブナ巨大変異種を選択飼育した飼育種。ヘラブナは基本的に植物性プランクトンを好んで食べる。ヘラブナは水中のプランクトンを食べるため、マッシュポテトや麩、グルテン、専用に作られた配合餌などの練り餌を使う。餌を口に入れたり出したりして水に溶けだした餌を吸い込んで食べるため、微妙な「あたり」を見逃さずに釣らなければならない。そのために、細長く敏感なヘラブナ釣り専用の浮き（ヘラウキ）が用いられる。より深く魚との駆け引きを楽しむため、軟調のヘラブナ釣り専用の「へら竿」が使われる。特に野池やダム湖などでは、専用の釣り台（ヘラ台）が使用される。リリースが前提の釣りなので、魚をなるべく傷つけないよう「返し」のない釣り針（スレ針）が使われる。[参考文献：Wikipedia]