カスミアジ

カスミアジ（霞鯵）は、スズキ目アジ科に分類される海水魚の一種。インド洋・太平洋の熱帯・亜熱帯海域に分布する大型のアジである。成魚は通常60-80cm程度である。日本では南日本の暖流に面した海域に見られ、南西諸島や小笠原諸島で個体数が多い。成魚は沿岸の水深200mまでのサンゴ礁・岩礁域周辺に生息するが、幼魚は内湾の砂底付近に生息する。食性は肉食で、小魚や甲殻類等の小動物を捕食する。他のギンガメアジ属と同様に釣りや定置網等で漁獲され、食用となる。大型魚なので大物釣りの対象にもなる。ただし、シガテラ中毒の報告があるので、熱帯海域産で50cm以上の大型個体は食べないよう注意が必要である。[参考文献：Wikipedia]