カナガシラ

カナガシラ（金頭）は、カサゴ目・ホウボウ科に分類される魚。北海道南部以南から黄海、東シナ海、南シナ海まで分布し、水深50-300mほどの砂泥底に生息する。成魚の全長は30cmほど。食性は肉食性で、エビ、カニ、小魚などを大きな口で捕食する。旬は冬で、底引き網で多く漁獲される。体の大きさのわりに身は少ないが、旨みと歯ごたえがある美味な白身魚で、料理法も煮付け、唐揚げ、塩焼き、鍋料理、干物など多種多様である。小さなものは蒲鉾など魚肉練り製品の原料にも用いられる。[参考文献：Wikipedia]