ナイトゲームでオールシーズン活躍するルアー

レビューした釣り具・用品

: タックルハウス（TACKLE HOUSE） R.D.C ローリングベイト 77mm No.10 PHGアユ

総合評価

5点満点中5点すごく満足

ローリングベイトは、私がナイトゲームでシーバスを釣るときに用いるルアーのうち、主軸となるものの1つです。77mm、15gのものを主に使っています。
このルアーの特徴はリップが背中に付いていることです。もはやリップとは呼べないくらいの面白い発想です。
このルアーの動きはローリングベイトの名のとおり、ほとんどローリングのみです。
ローリングベイトはアイの位置や動きからすると、バイブレーションプラグの一種になるのかもしれません。ただし、一般的なバイブレーションプラグは、形は体高があり扁平で、動きは引き重りがするほどの大きなものが多いですが、ローリングベイトは、形はミノーのように細く、動きは小刻みでおとなしいです。これらの特徴の違いを意識して、一般的なバイブレーションプラグとローリングベイトを使い分けると面白いと思います。私は、一般的なバイブレーションプラグをデイゲームに、ローリングベイトをナイトゲームに使うことが多いです。
ローリングベイトは重量があるので主にボトムを狙うときに使います。また、形や動きの特徴から、ベイトが小魚のときだけでなく、バチやアミのときでも活躍します。バチやアミのシーズンでは、それらが表層に見えなくてもボトムにいる場合があります。そんなときはローリングベイトで攻略しています。

ウォブリング

5点満点中5点すごく満足

このルアーの動きはほとんどがローリングです。ウォブリングはほとんどしていないと思います。そこが気に入っているので、そういう意味ではこのルアーのウォブリングには満足しています。

ローリング

5点満点中5点すごく満足

このルアーの動きはローリングベイトの名のとおり、ほとんどローリングのみです。しかも小刻みでおとなしい動きです。ミノーシェイプでこの動きは唯一無二といってもいいのではないでしょうか。

ロッドアクション追従性

5点満点中3点普通

リフトアンドフォールやジャークをときおり混ぜて使っています。
リフトアンドフォールはボトムをねちねちと攻めるときに使います。ジャークは食わせの間を入れたいときに使います。ジャークでのアクションはミノーでのそれとは違い、漂うようなダートにはなりません。ただ巻きの一定リズムのアクションのなかに不規則な動きを織り交ぜるイメージで使っています。

飛距離

5点満点中4点満足

巷ではジグ並みに飛距離が出ると言われていますが、個人的には重量の割には飛距離は出ていないかなと感じます。たぶんアイや重心の位置が理由だと思います。
それでもほかのルアーと比較すれば十分な飛距離が出ます。飛距離の観点でも優秀なルアーだと思っています。

レンジキープ力

5点満点中4点満足

リトリーブスピードとロッドティップの高さを調節することによりレンジキープしやすいルアーだと思います。カウントダウンを調節すればあらゆるレンジをトレースできると思います。
シーバスの活性が低いときはボトムすれすれを狙うと効果があると一般的に言われています。ただしボトムを狙うときは根がかりがつきものです。あまりに根がかりが激しいときは、ロッドティップの位置を高めにしたり、リトリーブスピードを少し速めにしたりして、ルアーをボトムから少し上を通過させるようにするとよいです。またはリフトアンドフォールを連続させることで根がかりを避けつつボトムを狙うこともできます。このあたりは試行錯誤するしかないです。